注力したのは、一言では紹介しにくい行政書士のできる仕事を伝えることと、あまり知られていないお得な情報を提供することで、顧客が得をして頂くということ。もともとそうした「お得な情報」には明るかった梅野さんは、過去の経験から、そうした情報の提供が喜ばれることは、ご存じでした。
文章はVさんが書き、デザインとイラストは外注。女性らしい、美しい誌面で、手に取った方がとけ込みやすいデザインです。
飛び込みで全くの新規で配ることと、既存のお客様に配ることの両方を実施しました。飛び込みはあまり成果がなかったそうですが、既存顧客からの紹介客の獲得に成功しました。その数がなんと30件くらい。売上げは初回なのでそれほど多くはないそうですが、新規開業半年にしては、立派な成果です!
行政書士業って、一回の単価は低くても、サービスの内容が満足されれば、必ず繰り返しの受注が見込めますから、長い目で見た顧客の価値は、思ったよりも高いモノです。しかも、紹介客はさらに紹介してくれやすいですから、一人のお客様の獲得の成功は、ネズミ算式の顧客数の獲得が期待できます。
お話をしていると、仕事を楽しんいる様子が印象に残る、さわやかで何とも素敵な方。これからは、こんな女性たちが、自分が楽しみながら、お客様も楽しませながら、ワクワク仕事をして、成功されていく時代なのだなと、確信しました。何たって、「BE」の時代ですからね!
(田上恭由執筆「商売繁盛デザイン研究所 ニュースレター」6号 2002年9月15日号より抜粋、加筆、要約」)
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