2008年05月10日

FAXソフト+格安電話会社8.4円/通で、もっと低コストに

 私の場合は、もう一つ使っているものがあります。それは、ファックス同報ソフトです。
 パソコンとファックスモデムが必要ですが、最近のパソコンは最初からファックスモデムがついていますから、投資は不要です。買うのは、ファックス同報ソフトですが、こちらはメガソフトと言うところから、「StarFAX」というものが数千円で発売されています。
 さらに、電話の契約を、NTTやKDDI等ではなく、全国どこでも3分8.4円というものに加入しています。ファックスはA4サイズのファインモードでも、1分前後で送信が完了しますから、このことはつまり、日本中どこでも、ファックスDMが1通8.4円で送れてしまうということです。

 NTTやKDDI等の従来の電話会社だと、市内なら8.5円とあまり変わりませんが、東京にファックスを送る場合、仮に1分かかったとすると、30円。ちなみに、全国に1,000通送ると、格安電話会社8,400円に対して、NTTやKDDI等だと3万円。結構な違いです。

 もし、ご自分のファックス同報ソフトをお使いになる場合は、ぜひ、電話会社も再検討をされてください。大量の送信なので、結構な経費の差となって、現れます。

 なお、StarFAXの使い方としては、標準の使い方ではなく、多少裏技的な使い方をしています。
 「送付状」という機能が付いており、あて名印刷がデータベースから自動的にでき、これを自分で自由にレイアウト作成することができます。画像も貼り込めます。送りたいファックスDMをまず画像に変換して、送付状に張り付け、必要な相手の名前や社名を、ファックスDMのように、左上に印字されるように編集するのです。
 ただし、この一連の作業が結構面倒なのと、パソコンのファイルを自由に扱えなければなりませんので、パソコンの初心者にはお勧めしません。同報サービスを使ってください。また、送信能率も悪く、1時間で30通程度ですので、朝7時から夜10時までの15時間連続稼働をしても、1日に450通が限界です。おまけに電話回線が1本ふさがりますから、もし、それがファックスと兼用で1本しかない場合は、返信受付のファックスの受付回線がふさがってしまうという欠点も持っています。そうならないように、私の場合は、ISDN回線にして、1本が常に空いているようにしています。これだと、送信中でも、ファックスは受け取ることができます。
(出所:田上恭由執筆「商売繁盛デザイン研究所 ニュースレター」3号 2002年6月15日号より抜粋、加筆、要約)
posted by がみぽん(旧:ニャンダー) at 20:34| Comment(0) | TrackBack(0) | ●法人客向けファックスDMの実例
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