Aさんは、年に数回DMを打っていたのですが、反応はほとんどゼロ。内容は新製品のチラシでした。
相談されたときに、既存顧客のリストは数百件持っていらっしゃったので、これは絶対にうまく行くと確信しましたが、売り込みをしてはいけないという私のアドバイスには、最初かなりとまどいをもたれていました。
しかし、できあがったニュースレターは、完全にプライベートなネタ。結果は、初回約400通で50万円の売上。中には、20万円以上も買って頂いた3年ぶりのお客様もありました。
商品を売る前に、人間的な関係を作ることと、忘れられないようにすること、そして、商品のアフターフォローをも、80円のDMで、見事に実現できました。
さて、今回の事例から、ニュースレターをこれから作ろうと考えている方へのポイントです。
とにかく、出してみること。既存客に出すこと。そして、売り込みを絶対にしないこと。売り込みすると、読んでもらえませんし、反応もありません。
出すと何らかの反応がありますから、それを見ながら、次のネタを考えれば大丈夫です。必ずうまく行きます! 文章が書けないと思っている方も、意外な文才を発見して、驚きます。誤字脱字は、お客様が教えてくれます(笑)!
(出所:田上恭由執筆「商売繁盛デザイン研究所 ニュースレター」6号 2002年9月15日号より抜粋、加筆、要約」)
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